2014年3月4日火曜日

グランクレストRPGリプレイ ライブ・ファンタジア&ライブ・ファクトリー感想

 グランクレストRPG、だいぶ面白そうなんでルールブックⅠ・Ⅱを買って準備してますがまだプレイする機会に恵まれてないです。多分うちのサークルでやるなら私がGMをすると思うんだけど、自分でプレイするならアーティスト/アームズかアーティスト/アンデッドで......と妄想してます。

 既に発売されてるリプレイ2作、ライブ・ファンタジアとライブ・ファクトリーも読みました。

 
「ライブ・ファンタジア 天災魔法師と竜を駆る姫君」の方はTRPGリプレイとしてすごく良く出来てると思いました。クライマックスではプレイヤー達がGMの思惑を越え、あえて困難な解決策を選び、そしてGMもそれに応えてシナリオを回し、物語をより良いものに完成させるというのはTRPGの一つの理想的な形ですよね。自分もGMする時は、そんな対応力を発揮したいなあと思います。

 各PCもとても魅力的なキャラクターでした。特に表紙の女の子、カタリナはロード/キャヴァリアーという騎乗して戦うクラスで、武器には大鎌を装備しているんですが、その鎌がちゃんと刃先が前方に向いていて、戦闘用の鎌の形をしている点が私は大好きです!w

 よく巨大な草刈り鎌を戦闘に使用する漫画キャラがいますが、戦鎌(サイズ)っていうのはこうでないとね......。某サ○デーの地上最強の弟子漫画に、巨大な草刈り鎌を振り回す達人が出たのにはがっくりでしたから......。

 んでこれを読んでキャバリアーをプレイしたくなった私でしたが、同時期に発売したルールブックⅠにはなんとキャバリアーのデータが載っていない。それどうなの富士見さん!

 
「ライブ・ファクトリー ニートな君主の竜退治」の方は、ライブ・ファンタジアのプレイヤー達の隣国を舞台として、メディアファクトリーのMF文庫で執筆してるラノベ作家さんたちがPLをやったリプレイということです。そのためどうやらMF文庫らしさを前面に押し出しているようなのですが、いいのかこれ(汗

 帯に「肌色率120%」とか書いてますが、何と言うんでしょうか、エロいですね...。MF文庫というのがどういうレーベルなのか大体理解できますた。(;´∀`)

 正直、リプレイとしてはどうかと思わざるを得ませんw もし私がGMしている卓で、こういう冒険に後ろ向きなロードをRPされたらちょっとキツいかなあ...。キャラクターについてしっかり打ち合わせした上でGMがシナリオを作り、プレイの時間もたっぷり取れるような環境ならアリなのでしょうが。あと、味方のMPを回復するのにいちいちディープキスする演出も、実卓でやったらドン引きするよね絶対。

 「これはお互いの調整の上でやってるRPなので初心者は真似しないで下さい」と繰り返し書かれてるけど、このリプレイを読んでTRPGをやってみよう、てことになったらやはり危険な気がするぞ!

 まあでも、冒険に対して後ろ向きなキャラクターを冒険の中に引っ張っていくGMの回し方は勉強になったと思います。どっちかを人に薦めるなら絶対ライブ・ファンタジーですが!


 なお、このリプレイに登場するPCも既刊のルールブックに乗ってないデータ満載ですね...!それリプレイとしてどうなの富士見さん!(2回め)

 やっぱりそのTRPGの雰囲気とかを掴むのにリプレイ重要だと思うんで、レベル1から始まるリプレイを先に出して欲しかったな~。田中天さんが書いたレベル1からのリプレイも出版予定のようですが。

 とりあえず、早くグランクレストTRPGを実プレイしたい。ルールブック持ってる人で一緒にプレイしてくれる人がいたら、富士見TRPGオンラインのカラアゲ会SNSでお待ちしてますw

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